リーディンググラスとは？おしゃれ見えする老眼鏡

最近、手元の小さな文字が見えにくくなったと感じていませんか？それはもしかしたら老眼のサインかもしれません。老眼とは、加齢によって目の水晶体のピント調節機能が衰え、近くのものが見えにくくなることです。老眼は誰にでも起こりうる自然な現象で、40代から自覚症状が現れやすいと言われています。

見えにくいまま過ごしていると、読書やスマホ操作、仕事など日常生活に支障が出てきてしまいます。そこで活躍するのがリーディンググラス（老眼鏡）です。リーディンググラスを使うことで、クリアな視界が確保できます。

近年は、ファッショナブルでおしゃれなデザインのリーディンググラスが増えています。もはや見えにくさを補うだけの道具ではなく、ファッションアイテムの一つとして楽しまれており、仕事用、プライベート用、読書用など、シーンに合わせて使い分けることで、より快適に過ごせます。

度数の選び方：視力検査の結果を参考に

老眼鏡を使う上で、適切な度数を選ぶことは非常に重要です。度数が合っていないと、かえって目に負担をかけ、眼精疲労や老眼の進行を早める可能性があります。快適に老眼鏡を使うためにも、まずは眼科で視力検査を受け、自分の目に合った度数を調べてもらうことをおすすめします。

特に、すでに近視や遠視、乱視などがある方は、左右の目で度数が異なる場合もあり、ご自身で度数を判断するのが難しいため、必ず眼科を受診してください。

自分のライフスタイルや見え方の希望に合ったレンズを選ぶことが、快適な老眼鏡生活の第一歩です。

フレームの素材や形：顔形別の相性、こだわりで選ぶ

老眼鏡のフレーム選びは、顔の形との相性が重要です。自分に合ったフレームを選ぶことで、より自然で洗練された印象になります。また、素材へのこだわりも、老眼鏡選びの楽しみを広げてくれます。

まず、顔の形とフレームの相性について考えてみましょう。大きく分けて、丸顔、四角顔、三角顔、面長顔の4つのタイプがあります。それぞれの顔の形に合うフレームを選ぶことで、顔の印象をバランス良く整えられます。

• 丸顔

おすすめフレーム：スクエア、ウェリントン

シャープなラインで輪郭を引き締める

• 四角顔

おすすめフレーム：オーバル、ラウンド

柔らかな曲線で角張った印象を和らげる

• 三角顔

おすすめフレーム：ボストン、ラウンド

丸みで顎のラインをカバー

• 面長顔

おすすめフレーム：ウェリントン、ボストン

横幅のあるフレームでバランスを整える

フレームの素材も重要な要素です。

プラスチック素材はカラーバリエーションが豊富で、デザイン性が高いのが特徴です。軽量で掛け心地が良いのも魅力です。

このように、顔の形や素材を考慮することで、自分にぴったりの老眼鏡を見つけられます。

老眼鏡のお手入れ方

老眼鏡は毎日使うものだからこそ、正しいお手入れをして長く愛用したいですね。

老眼鏡を清潔に保ち、快適な視界を維持するための適切なお手入れ方法をご紹介します。

日頃のお手入れで最も大切なのはレンズの拭き方です。拭く方のレンズの外側を優しく持ち、柔らかい布やティッシュペーパー、もしくは専用のメガネ拭きを使ってそっと拭き上げてください。砂やホコリが付着している場合は傷の原因となるため、必ず水洗いしてから拭き取ることが重要です。

レンズの汚れがひどい場合は、中性洗剤を薄めた液で優しく洗い、十分にすすいだ後、乾いた布で丁寧に拭き取ってください。ただし、アルカリ系洗剤（石鹸、ハンドソープ、ボディーソープなど）はコート膜を劣化させる可能性があるため使用を控えましょう。

また、カビ取り剤や薬剤（トイレ用、浴室用洗剤など）、酸性洗剤、化粧品、整髪料、ヘアスプレー、油、汗、レモンなどの果汁が付着した場合は、すぐに水洗いし、十分に洗い流してから拭き取ってください。これらの物質はレンズにシミを残したり、コート膜を剥がしたりする原因となります。

メガネが濡れた場合は、放置すると水跡がシミになりやすいため、すぐにティッシュペーパーやメガネ拭きで拭き取りましょう。

ネジの緩みやフレームの変形に気づいた場合は、レンズが外れる危険性があるため、使用を中止し、購入したお店に相談することをおすすめします。

正しくお手入れをすることで、老眼鏡を長く良い状態に保ちましょう。

ビジネスシーン：知的で洗練された印象に

ビジネスシーンでは、知的で洗練された印象を与えるリーディンググラスを選ぶことが大切です。相手に与える印象は、ビジネスの成功にも影響を与える可能性があります。知的で洗練された雰囲気を演出するために、フレーム選びは重要です。

フレームの種類と印象

• スクエア

真面目な印象を与え、知的で誠実な雰囲気を演出

安定感のある印象を与えたいビジネスパーソン

• ウェリントン

バランスの取れた形で、知的な印象と柔らかな印象の両方を与えられる

初対面の相手に好印象を与えたい場面

• オーバル

優しい印象を与え、親しみやすい雰囲気を演出

クライアントとの良好な関係を築きたいビジネスパーソン

派手な色やデザインのものは避け、ビジネスシーンでのTPOをわきまえた上品なデザインを選びましょう。

カジュアルシーン：普段使いしやすいデザイン

オフタイムのリラックスした時間に使う老眼鏡だからこそ、普段のファッションに馴染むデザインを選びたいですよね。カジュアルシーンで使う老眼鏡は、デザイン性と快適さを両立したものを選ぶのがおすすめです。

カジュアルシーンでの老眼鏡選びで重要なのは、まずフレームの素材とデザインです。

プラスチックや樹脂素材のフレームは、軽くて柔らかな印象を与え、様々な色や柄があるので、自分のスタイルに合ったものを選びやすいでしょう。

フレームは、ウェリントンやボストン型なら、どんな服装にも合わせやすく優しい印象を与えます。

次に、レンズの種類ですが、単焦点レンズが一般的です。カジュアルシーンでは、近距離を見る機会が多いので、単焦点レンズで十分でしょう。ただし、少し離れた場所も見たい場合は、累進多焦点レンズの中近両用レンズも検討してみてください。

TPOに合わせた老眼鏡選びも重要です。例えば、カフェで読書を楽しむなら、落ち着いた色合いのフレームで知的な雰囲気を演出してみましょう。

休日に公園で過ごすなら、カラフルで遊び心のあるデザインの老眼鏡で、明るい気分をプラスしてみてはいかがでしょうか。ドライブや旅行など、アクティブなシーンでは、軽量でフィット感のあるスポーツタイプの老眼鏡もおすすめです。